真贋

「基準外」ってニセモノ?

お客様に知ってほしい「お店のルール」のお話

「せっかく持ってきたのに、基準外と言われてしまった」

「海外の免税店で買った本物なのに、偽物ということ?」

「別のお店では買い取ってもらえたのに、どうして今回はだめなの?」

ブランドバッグや時計などを査定に出し、「基準外」と案内されると、不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、安心してください。

買取店で使われる「基準外」という言葉は、必ずしも「偽物」と断定するものではありません。

多くの場合は、品物がその買取店の定める取り扱い基準を満たさず、買取できないという意味で使われています。

この記事では、「基準外」とはどのような意味なのか、正規店や免税店で購入した品物でも基準外になることがあるのかを、分かりやすく解説します。

「基準外=偽物」とは限りません

買取店では、ブランド品を買い取ったあと、国内外の中古市場や業者間市場などで再流通させます。

そのため、査定の際には品物の状態だけでなく、次のような項目を確認しています。

  • ロゴや刻印の形
  • 縫製や金具の仕様
  • 素材や質感
  • シリアルナンバーや製造番号
  • 付属品
  • 修理や加工の有無
  • 中古市場での流通状況
  • 再販先の取り扱い条件

確認した結果、その店舗が定める買取基準を満たさなかった品物を「基準外」と呼ぶことがあります。

つまり、「当店の基準では買い取ることができない」という判断であり、その場で品物を偽物と断定しているとは限りません。

ポイント

本記事でいう「基準外」は、買取店による取り扱い可否の判断を表す言葉です。メーカーによる公式な真贋判定や、公的な鑑定結果を意味するものではありません。

買取店はメーカーの公式鑑定機関ではありません

買取店は、ブランドを製造・販売しているメーカーの公式鑑定機関ではありません。

「この品物が100%本物である」と証明する保証書や鑑定書を発行するのではなく、各店舗が蓄積したデータや、取引先の基準、中古市場の情報などをもとに、買取できるかどうかを判断します。

そのため、同じ品物でも、店舗や買取業者によって判断が異なることがあります。

ある店舗では買取できても、別の店舗では取り扱いできないというケースもあります。

これは、査定する人の知識だけの問題ではありません。

店舗ごとに販売先、取引先、確認方法、必要な付属品などが異なるためです。

「基準外」になる代表的な5つの理由

コピー品・模倣品の疑いがある

代表的な理由の一つが、コピー品や模倣品の疑いがあるケースです。

最近のコピー品は精巧に作られているものもあり、写真や見た目だけで判断することが難しくなっています。

査定では、次のような細かな部分を確認します。

  • ロゴや刻印の字体
  • プリントの位置や間隔
  • 縫い目の幅や方向
  • 金具の形や重さ
  • 素材の手触り
  • ファスナーやボタンの仕様
  • シリアルナンバー
  • 製造年代とデザインの整合性

確認した結果、正規品として買い取るために必要な条件を満たしていない場合は、基準外として品物をお返しします。

フリマアプリなどの個人間取引では、ブランド品の偽物を購入してしまったというトラブルも報告されています。購入価格が安すぎる場合や、購入経路が不明確な場合は慎重な確認が必要です。

なお、売るナビベイシア白河モール店では、コピー品、不正品、違法品など、法律や法令に違反する品物は買い取ることができません。

正規店以外で修理・加工されている

品物自体が正規品でも、購入後の修理や加工によって、買取基準を満たさなくなることがあります。

例えば、次のようなケースです。

  • 正規店以外でバッグの色を塗り直した
  • 革や生地を別の素材へ交換した
  • 時計の文字盤や針を社外品へ交換した
  • 純正品ではないベルトや金具を取り付けた
  • 接着剤などを使って自分で修理した
  • バッグの形やデザインを作り替えた

このような品物は、一般的に「社外修理品」「リカラー品」「カスタム品」などと呼ばれます。

正規品であっても、購入時の状態から大きく変更されていると、再販先の取り扱い条件を満たさない場合があります。

その結果、査定額の減額や、買取不可になることがあります。

修理したことがある場合は、査定時に修理した場所や内容を分かる範囲でお伝えください。

正規店の修理明細や修理証明書が残っている場合は、品物と一緒にお持ちいただくことをおすすめします。

汚れやダメージによって確認が難しい

傷や汚れがあるだけで、すぐに基準外になるわけではありません。

古いブランドバッグや、使用感のある時計でも査定できる場合があります。

ただし、ダメージが非常に大きく、確認に必要な部分が失われている場合は、基準外になることがあります。

例えば、次のような状態です。

  • 刻印が擦れて読めない
  • シリアルナンバーが消えている
  • 内側のタグが切り取られている
  • 金具やファスナーが交換されている
  • バッグの一部が大きく欠損している
  • 時計の文字盤や裏ぶたが確認できない
  • 汚れや腐食で素材を確認できない
  • 強い補修によって元の状態が分からない

査定に必要な情報が確認できない場合、正規品として買い取るための判断材料が不足してしまいます。

また、正規品と考えられる品物でも、状態や再販の難しさによって買取できない場合があります。

傷んでいるからといって、ご自身で色を塗ったり、部品を交換したりするのは避けましょう。

何も手を加えず、そのまま査定へ出すことをおすすめします。

必要な付属品や購入証明がない

ブランドバッグや時計の多くは、本体だけでも査定できます。

箱、保存袋、保証書、ギャランティカードがないからといって、必ず基準外になるわけではありません。

ただし、一部のブランドや商品では、次のような付属品が買取条件となる場合があります。

  • ギャランティカード
  • 保証書
  • インボイス
  • 購入時のレシート
  • ショップカード
  • 鑑定書
  • 修理証明書
  • シリアルナンバーが記載された書類

特に、コピー品が多く流通している商品や、個体情報を確認しにくい商品では、購入証明が重要な判断材料になります。

付属品がない場合は、正規品ではないと断定するのではなく、店舗の基準上、必要な確認ができないため買取を見送ることがあります。

箱や書類が別の場所に保管されていることもあるため、査定前にクローゼットや引き出しなどを確認してみましょう。

商品情報を確認できない

海外の免税店や正規店で購入した品物でも、基準外になることがあります。

例えば、次のような商品です。

  • 海外の一部地域だけで販売されたモデル
  • 期間限定の商品
  • 販売数が非常に少ない商品
  • 何十年も前に製造されたアンティーク品
  • 通常とは異なる仕様のサンプル品
  • オーダーメイド品
  • 国内でほとんど流通していない商品

商品情報が店舗や取引先のデータベースに掲載されていない場合、仕様が正しいか、いくらで再販できるかを判断できないことがあります。

十分な情報を確認できない状態で買い取ることは、店舗にとっても、お客様にとっても望ましいことではありません。

そのため、正規店や免税店で購入した品物であっても、確認できる情報が不足している場合は、基準外としてお返しすることがあります。

免税店で買った品物が基準外になったら?

海外の免税店や正規店で購入した品物を基準外と言われても、それだけで偽物と決まったわけではありません。

まずは、次のようなものが残っていないか確認してみましょう。

  • 購入時のレシート
  • 保証書
  • ギャランティカード
  • インボイス
  • 購入店舗が分かる書類
  • 修理やメンテナンスの記録
  • 外箱や保存袋
  • 付属していた冊子
  • 時計の余りコマ
  • バッグのストラップや鍵

購入時の情報や付属品があることで、商品情報を確認しやすくなる場合があります。

ただし、レシートや保証書があれば、すべての店舗で必ず買い取れるというわけではありません。

店舗ごとに買取基準や販売経路が異なるため、最終的な取り扱い可否も異なります。

別のお店なら買い取ってもらえる?

店舗ごとに買取基準が異なるため、別の買取店では査定結果が変わる可能性があります。

ただし、「別の店なら買い取れる」ということが、必ずしも品物が正規品であることの証明になるわけではありません。

反対に、一つの店舗で基準外と言われたからといって、偽物と確定したわけでもありません。

大切なのは、「なぜ買取できなかったのか」を可能な範囲で確認することです。

  • 状態が原因なのか
  • 付属品が不足しているのか
  • 修理や加工が原因なのか
  • 商品情報を確認できないのか
  • 店舗の取り扱い対象外なのか

理由が分かれば、付属品を探す、購入記録を確認するなど、次の対応を考えやすくなります。

「本物かどうかだけ教えてほしい」はできる?

買取店の査定は、品物を買い取れるかどうか、いくらで買い取れるかを確認するために行うものです。

そのため、一般的な買取店では、「本物であることを証明する鑑定書を発行してほしい」といった依頼には対応できない場合があります。

また、買取できなかった場合も、「偽物です」と断定するのではなく、「当店の買取基準を満たさないため、取り扱いできません」と案内することがあります。

品物について詳しく確認したい場合は、購入した店舗やブランドの正規店、メーカーのカスタマーサービスなどへ相談する方法もあります。

ただし、ブランドや品物によって、真贋確認や修理受付の対応は異なります。

基準外と言われたときに確認したいこと

基準外と言われた場合は、慌てて処分したり、フリマアプリへ出品したりせず、まずは次の点を確認しましょう。

購入場所を確認する

正規店、免税店、百貨店、中古販売店、フリマアプリなど、どこで購入したのかを確認します。

付属品を探す

箱、保証書、レシート、ギャランティカード、インボイスなどが残っていないか確認します。

修理歴を確認する

正規店以外で修理、部品交換、リカラーなどを行っていないか確認します。

家族へ聞いてみる

遺品整理や実家の片付けで見つかった品物は、購入場所や修理歴を家族が知っている場合があります。

偽物と決めつけない

基準外という言葉だけで、品物を偽物と判断する必要はありません。

一方で、正規品である確証がない状態で、フリマアプリなどへ出品することも避けましょう。

よくある質問

「基準外」と言われたら、偽物ということですか?

必ずしも偽物という意味ではありません。

コピー品の疑いだけでなく、社外修理、状態、付属品不足、商品情報不足、店舗の取り扱い条件など、さまざまな理由で基準外になることがあります。

正規店や免税店で買ったものでも基準外になりますか?

なることがあります。

海外限定品、アンティーク品、修理済みの商品など、店舗が十分な情報を確認できない場合は、正規店で購入した品物でも買取を見送ることがあります。

箱や保証書がないと買い取れませんか?

多くのブランド品は、本体だけでも査定できます。

ただし、一部のブランドや商品では、保証書、インボイス、購入証明などが必要になる場合があります。

社外修理をしたら偽物になりますか?

社外修理をしたからといって、品物全体が直ちに偽物になるわけではありません。

ただし、純正部品以外への交換やリカラーによって、買取基準を満たさなくなったり、査定額が下がったりする場合があります。

基準外になった理由を教えてもらえますか?

可能な範囲で説明できる場合があります。

ただし、コピー品の判別防止や店舗の査定情報保護などの理由から、確認箇所や判断方法の詳細をすべて案内できない場合があります。

基準外になった品物をフリマアプリで売ってもよいですか?

正規品である確証がない場合は、出品を控えてください。

偽ブランド品の販売は違法となる可能性があり、フリマアプリでも偽物や正規品と確証のない商品の出品を禁止している場合があります。

分からないブランド品も、まずは無料査定へ

「古いから売れないかもしれない」

「箱や保証書がない」

「海外で買ったので、詳しい商品名が分からない」

「家族の品物なので、購入場所や修理歴が分からない」

そのようなブランド品も、最初から処分する必要はありません。

売るナビベイシア白河モール店では、ブランドバッグ、財布、時計、アクセサリーなどの査定を行っています。

査定金額に納得できない場合は、無料で断ることができ、一部の品物だけを売却することも可能です。

ただし、査定の結果、当店の買取基準を満たさない品物や、コピー品、不正品、違法品などはお取り扱いできません。

「基準外」と案内された場合も、必ずしも偽物と決めつけず、購入時の書類や付属品、修理歴などを確認してみましょう。

価値が分からないブランド品がございましたら、店舗へのお持ち込みまたは出張買取の無料査定をご利用ください。

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